7/26(木)【1日目】


いよいよ始まる中国演奏旅行。
Evergreenにとっては、2009年の台湾演奏旅行以来、約9年振りの海外演奏旅行です。
・・・とは言え、団員もみな、もうすっかり大人。高揚する気持ちが表に出ることなく、落ち着いた雰囲気の中で、成田空港に集合しました。v 無事、出国手続を済ませ、飛行機へ。今回は、中国東方航空にお世話になります。
約3時間半のフライトで、上海浦東空港へ到着です!

書類を整え、一人ひとり無事に入国手続を済ませます。
ただ、ここで最初のトラブルが。。。
団員の入国手続の様子をビデオカメラで撮影していた某団長が、「NO!」と空港職員に止められ、今撮影したものを見せろ!(的な中国語)と言われます。
「これはダメだ!!」(的な中国語)と言われ、「事務室へ来い!」(的な中国語)と言われますが、「削除しますから!」(日本語)と言い、とりあえず、止まって交渉。
・・・ただ、団長のビデオカメラは、DVD録画で、かつ、DVD-R(=1回録画のみで、編集・削除不可)を使用していたため、削除が出来ず。
「やっぱり、事務室へ来い!」(的な中国語)を言われますが、団長はやむなく、撮影したDVDそのものを渡し、「これで大丈夫。カメラ本体には何もない」(日本語)と説明し、ようやく釈放されました。
そのDVDには、成田の様子も写っていたため、渡したくはなかったのですが、団員達の冷たい目線に耐えられず、やむなく渡すこととなりました・・・。 (中国に行かれる場合は、注意しましょう)

こうして、最初のトラブルを乗り越えたEvergreen。
国内線に乗り換えるため、国内線ロビーへと向かいます。そこでとある団員が気づきます。
「なんか、僕らが乗る飛行機、『Cancel』ってなってますけど。。。」
きゃ、きゃんせる??

そう。
天候不順が理由で、貴陽行きの国内線は、欠航となっていました。トラブルは続くものですね。。
仁階堂先生、(英語の出来る)団員が、航空会社と交渉に行きますが、そもそも交渉のための行列がすごい・・・。しかも、僕らの前の中国人団体が、すごい剣幕で、航空会社をまくしたてており、中々終わりそうもない。
こりゃ、時間がかかるかも、、と思った団員達は、とりあえず、固まって待機します。

その後、航空会社職員に連れられ、空港内を行ったり来たり。
代表者だけが動くのもありではあったのですが、そこは、やはり未知の中国。みんなで動きました。

結局、貴陽行きは、当日の便には振り返られず、上海市内の別の虹橋空港から出る翌日お昼の便しかない、ということで、今日は上海宿泊となりました。開会式は、翌日夜であったため、予定的には大丈夫です。それなら、今日は上海の夜を楽しもうじゃないか!と前向きになる団員もいました。

航空会社から用意されたバスに乗り(一部の団員は、乗れずに爆走タクシーに乗車)、ホテルへ。
上海、といえば、世界でも主要な人口の多い都市、、、のはずが、空港からホテルまでの間は、ほとんど人は見当たらず。。
10分ほどバスで走って着いたホテルの周りも、小さな商店があるだけ。。
上海満喫、、とはなりませんでした。

ホテルでは、翌日の出発時のバスのことでやり取りする場面もありましたが、とりあえず、ご用意頂いた晩御飯(中国到着後、初食事)を頂き、無事に凱里に着けるのだろうか、、、と不安を抱えつつ、早めの就寝となりました。


<文責:T.M.>