21日(日)

グァテマラへの旅立ち

グァテマラまでの移動は、アメリカのテキサス州ヒューストンでの乗換えを含めて丸一日近くかかる。ヒューストンでは、数時間の余裕があったため、早めの夕食を取ったり、『狩俣ぬくいちゃ』の手拍子と足踏みの練習をしたりと、思い思いの時間を過ごしたようだ。
首都グァテマラ・シティへの到着は夜遅く、空からは街並みの様子は良く分からなかったが、点々と続く明かりが見える。空港から出ると、フリオ・サントス氏、そして今回通訳をお願いしている白石光代さんが待っていらっしゃった。空港の玄関はかなり狭いスペースで、人々がにぎわう中、サントス氏より歓迎の挨拶を受けた。

宿舎「ラ・カサ・デ・ミ・アミーゴ」への移動には、夜間ということで護衛が付いた。夜間の移動に警備が付くことは事前に知らされていたが、やはりちょっと落ち着かない。空からは明かりが点々とするように見えた街並みも、地上から見ると意外と暗い印象を受ける。
宿舎も質素なものだったが、各メンバーのベッドに置かれている、“ENLACE CORAL 2004”という文字と、グァテマラ、日本の国旗が描かれた手作りのはちまき、それにWelcomeカードが置かれているのを見ると、少し落ち着いた感じがした。

<文責:白須英治>